「Suzanne Vega」
今日の1曲は、
誰もが知る、2008年にグラミー賞を受賞した
アメリカ合衆国出身女性シンガソングライター「Suzanne Vega」の "Tom's Diner"
です。
Suzanne Vegaはサンタモニカ生まれで、母に連れられニューヨークへ移り、多くの社会的問題を抱えた地域で子供時代を送っていたそうです。本来の姓名はPeckだったそうですが、母がプエルトリコ系の小説家 Edgardo Vega Yunquéと再婚したため、以後その姓を名乗るようになりました。9歳の時に詩を書き始め、14歳の時に作詞を始めていて、この頃から自分自身の直感や気持ちにすごい敏感だったのではないかなと思います。
"Tom's Diner"の最初の2小節は大変有名らしくTupac ("Dopefiend's Diner"), Aaliyah ("Hot Like Fire") ,Drake ("Juice")などを初めとして他のアーティストなどからよくサンプリングされています。
歌詞の内容としては おそらく、恋人と別れて朝の時間をTomのダイナーで過ごしている主人公の独り言という形を取っています。ひとつひとつの言葉をぽつっと落としているように私は感じていて、そこからすごく「寂しい」感じや「悲しい」「孤独」がにじみ出ています。
聴いてね